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2017年4月 8日 (土)

「最上三十三観音」古寺巡礼の旅

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紅花の里、河北町の北西、岩木は深い木立に包まれた参道の奥まった場所にあります。本尊は聖観音、運慶の作。

語り伝えによると、諸国を行脚していた老僧が、この本尊を捧じてこの地を巡り、岩木山腹に仏像を置き去りにして姿を消した。尊像は、いばらの間に埋もれたまま雨露にさらされていたが、ある日のこと土地の木こりが薪を背負って山を下ってくる途中、道ばたの薮の中から何か光るものがあるので、不思議に思って近づいてみると、観音の木像であった。そこで木こりはこれを持ち帰り毎日おまいりをしていた。彼はこうして仏像を手にすることができたのは何か仏の導きに違いないと、嘉慶元年三月、頭を丸めて仏門にはいった。教円坊と名を改め、慈眼院を開き、岩木山腹の浄地を選んでお堂を作り観音像を安置した。この木こりの本名、教円坊の後半生について記録するものは何も残っていない。

享保元年に山火事があり、建物はすべて灰になってしまうが、仏像は火災の後に、観音堂前の田んぼの中から何の損傷もなく発見される。村人の信仰は一層深くなった。

お堂の再建は直ちに進められ、その年のうちに工事が始められ、翌年に出来上がった。現在あるのがそれである。この地方には蒲は生えないといわれていたが、仏像が着ていた蒲の衣が損じたとき、自然と蒲が生え、それを取って衣を着せたという。また、この時に、ご開帳を行ったとされている。
朱印

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